1992 エスプリ・ド・シュヴァリエ

2003/4/25
L'ESPRIT DE CHEVALIER
初日
長くて立派なコルク。断面にヴィンテージが入っていて、セカンドラベル専用のコルク。さすがはボルドー。金かかってます。
外観は意外なほど薄い黄色。かなりクリア。香りはヒネた香りが優勢。レモンとかグレープフルーツも少しはあるが、それでもやはり峠を越えた香りと言わざるを得ない、紙粘土やカビっぽさ。うーん、トップシャトーとはいえ、さすがにセカンドで10年以上の熟成は厳しかったか。
ここの酒屋さんで購入する古い白に時々感じる酸っぱい系の味わい。例えばこれとか。これがお店での管理のせいなのかどうかはなんとも言えないが、フューザルのブランが素晴らしかっただけにちょっと残念な出来。
2日目
さらに味わいが後退。料理にでも使うかな。。。
3日目
カビっぽさが消えて、期待していたカラメルなニュアンスが現れた。こうなるとおいしい。なんとも不思議な変化。保管だけにちょっと問題があって、ワインそのもののポテンシャルは10年以上の熟成にも耐えるということかな。
もうここのシャトーとは縁がないかと思っていたが、こうなると一つ上のワインも試してみたい。


メモ
1992 L'ESPRIT DE CHEVALIER PESSAC-LEOGNAN
神戸のKで購入2800円