2000 ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォクリューズ ドメーヌ・デ・トゥール

2003/3/3
VIN DE PAYS DE VAUCLUSE
初日
やや濃い目の黄色。 香りははじめは酸の効いたフレッシュな黄色系果実の香り。完熟直前のキンカンとかカリンとか。味はかなり酸が立っていて、まだちょっと落ち着いていない感じ。ほんのりと苦みや渋みがあり、ワックスのようなケミカルなニュアンスも感じる。ぶどう(クレレット)の個性からくるのか、シャルドネにはないしっかりした味があり、おもしろい。ただ、口に含んでいるあいだの、舌の先への刺激がものすごく「熱く」て、なんだか泡盛ストレートって感じ。ちょっとこのシャルドネを思い出す。うーん、もう2、3日待てという感じか。
2日目
少しやわらかくなったか。でもまだまだ。
3日目
ようやく店頭で試飲したときのような、まったりした感じが出てきた。すべての要素が落ち着いてバランスがとれている。飲み込んだ後に帰ってくるアルコール感が高く、余韻の長さはこの価格帯のものではない。この味わいに達するまでに時間がかかるのが難点だが、いずれにしてもおもしろいワイン。


メモ
2000 DOMAINE DES TOURS VIN DE PAYS DE VAUCLUSE E.REYNAUD
神戸のKで購入1400円