1996 シャルドネ マリナ・チヴェティック マシャレッリ

2002/8/6
CHARDONNAY MARINA CVETIC
初日
驚異的に分厚いキャップシール。十円玉かと思うほどの重量感。 そして分厚い瓶。コルクは抜いたあとにモスカートダスティのように末広がりになる。 きちんとヴィンテージも入っていていい感じ。グラスに注ぐ前から普通ではない雰囲気が漂う。
色は照りのあるうすい金色。粘性はそれほどない。ふちの方は透明。 最初の香りはパイン、さつまいも、栗。糖分の増したのではなくて生に近い感じ。 過去に似たシャルドネを探すとプラネタフラワーズバタール。とにかくこってりした 南国風の雰囲気がムンムンする。パインの飴とか。プラネタほど完熟な感じではないので、 フラワーズかな。またはリンデマンズか。口あたりは苦味と酸味がまるでビールのように広がる。 アルコール度数14度のビールがあったらこんな感じかと。余韻はリンデマンズに似てちょっと短め。 苦みが舌の上に残る。チーズをガンガンに効かせたペンネに良く合う。
2日目
酸が落ち着いておとなしい雰囲気になる。香りは重量級だが余韻が重い。あまりいい方向には変化しない。 個性的なシャルドネだが、ちょっとファットな印象。もう少し余韻にスマートな品が欲しいところ。
コストをかけて作っているのは明らかなので、別のヴィンテージならもう少し面白いのかもしれない。


メモ
1996 CHARDONNAY MARINA CVETIC MASCIARELLI
岐阜のKで購入3000円