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1988 シャルツホーフベルガー カビネット エゴン・ミューラー |
2002/12/29![]() うすい黄色。想像よりさらっとしている。 香りははじめはちょっとヒネた油粘土っぽさ。しだいにレモンとかグレープフルーツ。 香りの"進み具合"とは対照的に、味はほのかな酸を感じて爽やか。 もちろん若いヴィンテージのフレッシュさはないが、リースリングらしい息の長さを感じる。 ただ、トロッと濃いハチミツのような甘いベクトルで熟成しているのではなく、いろいろな要素が 枯れていく途中のような、ちょっと弱々しい味わい。 うーん、どうなんでしょ。ドイツを代表するリースリングです、というには弱いでしょ。 以前に98を飲んだ時には「置いといてなんぼ」という結論で、 10年後のこのヴィンテージに期待したが、この弱い味わいは保管状態なのかヴィンテージなのか。 |
メモ 1988 SCHARZHOLFBERGER KABINETT EGON MULLER オークションで購入3100円 |