2000 レ・ブスケ ウマニ・ロンキ

2002/9/30
LE BUSCHE
初日
まずコルクの長さが驚異的!これまでのワイン経験で最も長いかも。バタールやラ・カーサを上回る55mm! まさかイタリアの1000円台前半の白で最長が出るとは。
このコルクにお目にかかれただけで、中身は置いておいて「CP高い」と言ってしまいたくなる。
(そんな奴おらんか。。。)
色は輝きのあるオレンジがかった濃い金色。香りはうれしくなるような甘い香り。 キャラメル、栗、松ヤニ、白あん、キンカンなどの、なんとも言えない甘い香り。 ちょっとバッカンテに似ているが、 やはりヴェルデッキオの個性か、十分な酸を感じて、トータルとしては爽やかな香り。
味はなめらかでミネラルを感じるシャープな味わい。香りほど濃厚な感じは受けないが、 バリックのバニラっぽさが鼻に抜けて飲みごたえ十分。余韻はちょっと粉っぽい独特のもの。 塩っぽいというか、やはりヴェルデッキオな個性的な味が舌の上に残る。
コルクの長さも含めて前半戦のインパクトが強すぎるだけに、味はちょっと尻すぼみな感じ。 とはいえ、これはお値打ち。1杯だけ飲んだら4、5千円のワインと思ってしまうかも。
2日目
濃厚な香りは大人しくなって、キリッと冷やすと濃縮キンカンジュースという感じ。 酸があって、おいしい。ちょっと養命酒のような趣も。好き嫌いは分かれそうだが、これはこれで楽しい。
3日目
ちょっと苦みが出てきて洋酒っぽい印象が強くなった。
やっぱり若くて力のある白を数日に渡って飲むのは楽しいものです。


メモ
2000 LE BUSCHE UMANI RONCHI
大阪のHで購入1310円