1998 キャンティ・クラシコ ベラルデンガ フェルジーナ

2002/8/3
CHIANTI CLASSICO BERARDENGA
初日
ヴィンテージが入った長いコルク。コルク自体の質はボチボチだが。 黒っぽく濃いルビー。今風の色。いきなりの甘いスミレの香り。 まわすとブルーベリーっぽさ。味は色とは違ってすっきりしたキャンティらしい 酸が支配的。舌に残るような軽いタンニンとキュッと締め付ける酸。 期待したような甘みがなく、ちょっと果実の熟し方が足りない気がする。 もっとバニラっぽいかと期待したが、大樽のニュアンスが強い。 やっぱり98のキャンティは難しい年だったか。
2日目
あまり変わらないが、酸が穏やかになって少し飲みやすくなった。 アマのキャンティのような、ちょっとスモモのような愛らしい香り が出てきた。でもやはり色の濃さと果実味の薄さとのギャップに とまどう。もう少し甘さがあればいいのだが。
モダンな作りでコストはかけているが、いかんせんぶどうの質がもう一息 というところか。


メモ
1998 CHIANTI CLASSICO BERARDENGA FELSINA
大阪のNで購入2280円