2008　ピュリニー・モンラッシェ　ドメーヌ・ルフレーヴ

2014/8/31 赤みをおびた金色な外観。想像とは異なる濃いめの色あいです。 香りはハチミツ、アンズ、カスタードクリーム、干しぶどう、ナツメグなどたくさんの香りが湧き上がる。 味わいは濃度の高い液体が口の中をなめらかに満たして、その引っかかりのないこと、丸くふくらんでいく様は、 さすがにてっぺんのシャルドネ。名声を欲しいままにする、トップドメーヌだけのことはありますね。 余韻がまた細く、長くて、食道にスルスルとアルコール感が滑り落ちて行き、バニラのニュアンスが鼻からフワッと抜ける。 うーむ、さすがとしか言いようのない完成度、そして意外なほどの押し出しの強さですね。2008ヴィンテージということで、 まだ少し固いというか、未完成な姿なのかなとも想像していましたが、まったく違っていて、すでに十分飲み頃です。 もう少し酸っぱい要素やミネラリーな要素があった方が締まるように思いますが、でもまぁこれがこのワインの姿なんでしょうね。 ちょっとカリフォルニアのたっぷりしたシャルドネを彷彿させる仕上がりです。

2008 PULIGNY-MONTRACHET DOMAINE LEFLAIVE 神戸のKにて8424円で購入