2007 バルベーラ・ダルバ "ガブッティ" カッペッラーノ

2014/2/11
BARBERA D'ALBA
初日
外観は黒みを帯びたルビー。粘性高い。
香りは強いスミレ、ブラックベリーに少しクローヴなどのスパイス香。
味わいは、バルベーラらしい押し出しの強さを酸や果実味に感じて、やや焦点の合わない、 ぼんやりとした自然派なニュアンス。余韻のシンプルさは品種によるものなのか、造りによるものなのか。 バルベーラは香りがインパクトあるだけに、相対的に余韻に物足りなさを感じがちだと思います。
明日以降、どう変化するでしょうか。
2日目
ボンヤリしたイメージは変わらず。詳しくはわかりませんが、やや過抽出な造りなのでしょうか、それとも、そもそも収穫されたぶどうが過熟気味なのでしょうか、 濁ったような外観や香り、味わいだと思います。透明感というか、ピュアさが欲しい気がします。
3日目、4日目
意外なことに、どんどんと透明度が増してくる!まるで清流の川底の砂をちょっとかき混ぜた後に、流水で濁りがスーッとなくなるような。 香りからも味わいからも、濁ったような要素がすっかりなくなりました。 不思議なワインですね。こういった経験はあまりありません。この味わいは非常に好みです。バルベーラでこういうのは少ない。 しかし、初日、2日目の印象で相殺。瓶熟させるべきワインなんでしょうか。


2007 BARBERA D'ALBA "GABUTTI" CAPPELLANO
武雄のIにて3080円で購入