2004 ヴィレ・クレッセ "カンテーヌ" エミリアン・ジレ

2012/11/12
VIRE-CLESSE QUINTAINE EMILIAN GILLET
初日
濃いめのレモンイエローな、いかにも熟成した白ワインの外観。
香りはバニラ、ハチミツ、柚子、カリン、オレンジピール。丸い黄色系果実香がピュアに立ち昇る。
味わいは角の取れたクリーミーな果実味と酸が心地良い。甘みのある果実味にきれいに溶け込んだ酸が印象的。 そして、熟成感が丁度良い感じです。鍋料理にカボスをキュッと絞って、な和食にピッタリです。 ボングラン2003でシャサーニュの上の方のワインかと思った記憶がありますが、同じ方向性のワインです。この造り手は好みです。
2日目
酸が弱くなり、まったりと濃い味わいに収束。サツマイモのほっこりした甘みに合います。熟成したリースリングに近い味わいです。 フレッシュな白にはない、大人の味わいですね。
当たれば大きい、マコネの白。これは掘り出し物です。是非最近の若いヴィンテージでも試してみたい。


2004 VIRE-CLESSE "QUINTAINE" DOMAINE EMILIAN GILLET
(JEAN THEVENET ET FILS)
東京のAにて2940円で購入