2007 エトナ・ビアンコ テヌータ・デッレ・テッレ・ネーレ

2009/7/7
ETNA BIANCO D.O.C. TENUTA DELLE TERRE NERE
初日
薄いレモンイエロー。香りはグレープフルーツやレモン。硬水にライムジュースを垂らしたような、非常にミネラリーな香り。うっすらと蜜のような甘い香りも。
味わいは硬質の酸と超微粒子に粉っぽいラムネのような甘酸っぱさ。後から暖かいふくらみのある果実味が感じる。アジの洋風南蛮漬けの酸っぱさに合って非常においしい。
ブルゴーニュの引き締まったシャルドネのようでもあるし、アルザスのいい造り手の少しふくらみのあるピノ・ブランとか、そういったニュアンスもある。暑いシチリアの情景は浮かばない。相当標高の高いところのぶどうなんでしょう。芯のあるしっかりしたおいしさがあります。
2日目
印象は変わらず。食事に合わせる白ワインとして、過不足ない仕上がりです。ブラインドで飲んだら、南イタリアのワインだとは思わないでしょうね。自信を持ってアルザスのワインだと言いそうです。この造り手はおもしろい。赤も試してみたいですね。

2007 ETNA BIANCO D.O.C. TENUTA DELLE TERRE NERE
神戸のRBにて2740円で購入