2006　シャブリ　プルミエ・クリュ　"ヴァイヨン"　ジャン・マルク・ブロカール

2009/6/10 外観は金色を帯びた照りのあるイエロー。少し黄緑がかっている。 香りはレモンやグレープフルーツなどの果実香に、ルッコラやレモングラスなど清々しいハーブの香りが混じる。意外に押し出しの強い香り。 口に含んだ直後はハーブっぽさとミネラル感が優勢ですが、すぐにふくよかな果実味が広がってシャルドネの自然な味わいが楽しめる。樽のニュアンスに頼ることなく、かといって硬質な面を強調しすぎることもなく、バランスがいいですね。表面をヤスリがけしたような、引っかかりのない、ツルツルとした味わいが特徴。モダンな造りの印象を受けます。 シャルドネにたっぷりした果実味を求める向きには「シャブリは酸っぱい」と言われる可能性がありますが、これぐらいの酸は必要でしょう。知らない造り手ですが、完成度は高いと思います。

2006 CHABLIS 1ER CRU "VAILLONS" JEAN-MARC BROCARD ゴチワイン