2005 ラ・ロゼ・ド・パヴィ シャトー・パヴィ

2008/6/15
LA ROSEE DE PAVIE
初日
赤みの強い、透明感のある美しい色合い。オレンジとかムラサキとか。香りはザクロ、チェリー、アセロラ。少し前に飲んだパリゾのマルサネと比べると、赤ワインに近いしっかりとした香りがする。味わいは想像以上に辛口な印象で、タンニンに由来する渋みもしっかり。しっかり冷やして飲むとヒンヤリした口当たりがタンニンとバランスして楽しい。パリゾのようにフワッとしたタッチではなくて、重心の低いところにしっかりと焦点があっている印象。イタリアンとか、エスニックな料理にも幅広く合うのではないでしょうか。
ボルドーのロゼは初めてですが、おもしろいですね。
2日目
赤ワインらしさが優勢になってきて、アセロラとかカラメルとか、強いイチゴの香りとか、そういうニュアンス。良くできたロゼとしてどうしてもパリゾのマルサネと比較してしまいますが、あちらは軽やかなしなやかさがあったのに対して、こちらはもっと陰影があって、しっかりとメリハリのある味わいのロゼだという感じです。パヴィの方が赤身の肉料理などにも合いそうです。


2005 LA ROSEE DE PAVIE CHATEAU PAVIE
神戸のNにて1980円で購入