2004 リースリング ”レブガルテン” ローラン・バルト

2007/8/28
RIESLING REBGARTEN LAURENT BARTH
初日
久々のアルザスワイン。
意外に濃い外観。少しだけ金色を帯びたイエロー。ひょっとして甘口?という外観。香りはやわらかい完熟リンゴとか、砂糖漬けレモンの香り。最初から暖かい甘い果実香がするのも意外な感じがする。
味わいは香りの印象そのままにリンゴの甘さ、芯の部分の青さ、レモンの甘さが自然に口の中に広がる。ふかふかに柔らかいリースリング。やっぱりドイツではなくアルザスのリースリングだということを感じさせますね。暖かい気候が表現されたリースリングだと思います。ししとうや玉ねぎの入った和風のパスタに絶妙のマッチングでうれしい。ほんのりと甘さがあって、和の味わいだと思います。もう少しハーブっぽさとか酸があってもいいかもしれませんが、1杯目から自然にいきなりおいしいという意味ではよくできたワイン。
2日目
レモングラスやローズマリーの香り、白い花の香りが優勢になってくる。ドイツのリースリングにある典型的なオイルっぽさというものは最小限しかなくて、あっさりと仕上げられたワインだと思います。先日、イタリアのこちらのリースリングに感銘を受けましたが、いろいろな表現が可能なリースリングという品種はおもしろいですね。(リースリングでも”イタリコ”とかが付くと全然違うキャラクターなのかもしれませんが)


2004 RIESLING REBGARTEN LAURENT BARTH
神戸のJにて3300円で購入
非常に印象的なラベル