2001 キャンティ・クラシコ カステッロ・デッラ・パネレッタ

2007/6/23
CHIANTI CLASSICO CASTELLO DELLA PANERETTA
初日
黒味とムラサキの入った濃いルビー。香りはモワッとした小豆の香り。まさに”こしあん”。温度低めでは黒系果実のやわらかい果実香が広がりますが、温度が上がってくると”こしあん感”が炸裂。サンジョベーゼのその部分を拡大したような、ちょっと珍しい香り。
味わいはヌルッとした舌触りにジワジワと甘い果実味が広がる。ここでも小豆っぽい。サンジョベーゼがダメな人には到底受け入れ難い味わいだと思いますが、いいですね。素朴で。
少し熟成したキャンティということで、期待値としてはもう少し果実味の甘さが残ったワインを想像していましたが、見事に裏切られて”あんこワイン”に収束。でも、おいしいです。キャンティはやっぱり好みのワインですね。
2日目
ヌメッとしたやわらかいキャンティに収束。サンジョベーゼ・ジュース。普通においしい。樽と果実のバランスを保ったまま年老いた印象を受けますので、割と自然な造りなんだと思います。ここの造り手は初めてでしたが、新しいヴィンテージが上のクラスのワインも試してみたい。

2001 CHIANTI CLASSICO CASTELLO DELLA PANERETTA
神戸のIにて3210円で購入