2003 マス・ボラス ピノ・ノワール トーレス

2005/11/27
MAS BORRAS PINOT NOIR PENEDES MIGUEL TORRES
初日
ピノにしては濃い目の外観。ちょっと黒っぽいぐらい。しかし基本は明るい赤みの強いルビー。イチゴのような甘い丸い香り。リキュールぐらいに凝縮した甘さ。適熟のイチジクとか。ふわっとしていながらもスケールの大きい香り。味わいはソフトな果実味が文句なくおいしく、キュッとした酸もいいバランス。スペインのワインと思って飲んでいるからそう思うんでしょうが、スペインらしいとしかいいようがないおおらかな味わい。親しみやすく、ツボを押さえた酸とタンニンがあって、開放的な余韻。チョコレート的な甘さも少しあっておいしいですね。チェリーリキュール入りのチョコレートのイメージ。無理やり凝縮させたような甘さがなく、自然で好感がもてます。
2日目
開放的なおいしさは変わらず。健康的なワインという感じがしますね。スペインのワインってなかなかメジャーになりきれない感じがしますが、はずれが少ないんですよね。トーレスのこのシリーズは他のぶどう品種もあったので、それらも是非試してみたい。


メモ
2003 MAS BORRAS PINOT NOIR PENEDES MIGUEL TORRES
ハノイのAにて33.3usdで購入
バックラベルに非常に詳細な情報が。この年は40402本造られたそうな。