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2002 エロイカ リースリング コロンビア・ヴァレー シャトー・サン・ミシェル |
2005/9/27![]() 初日 薄い黄色。オレンジのような色も見えて、うすーいロゼシャンパンのような外観。香りは文旦のような、ぎゅっと詰まった黄色系の果実香。ピンクグレープフルーツ、洋ナシ。リースリングといえば確かにそのとおりですが、かなり濃い香り。加えて微妙に熟成した香りが複雑さを演出。文旦の”果実”そのものの香りがします。 味わいはツッと舌先に酸を感じた後に丸い果実味、そして甘み。ドイツで言うとアウスレーゼぐらい甘さ感があるんじゃないでしょうか。余韻がまたおもしろい。押し戻ってくる香りにはバラとか香水のようなニュアンスがあって、ゲヴュルツのよう。 香りのおもしろさ、味わいの意外さ、そしてアルコール感に支えられたアメリカのワインらしいたっぷり感。おもしろいワインと思います。もうちょっと安くてもいいと思いますが。 2日目 基本的に酸があるので、あまり印象は変わらない。プリッとした果実味がおいしい。よく熟したピンクグレープフルーツか、やっぱり文旦か。リースリングの上品さよりも力強さと複雑さを表現したワイン。そういう意味ではアルザスに近いのかもしれない。 |
メモ 2002 EROICA RIESLING CHATEAU STE. MICHELLE & DR.LOOSEN COLUMBIA VALLEY ハノイのVにて50USDで購入 アルコール度数12% |