2004 コッリオ ピノ・ビアンコ リヴォン

2005/8/26
COLLIO PINOT BIANCO LIVON
初日
うすーい黄緑色。香りはミネラル感あふれる白い花、石、石灰、ヨーグルト、レモン、ライム。乳清飲料のような爽やかな香り。味わいは心地よい酸とふくよかな果実味がバランスよく、おいしい。アルザスのジョスメイヤーに近いですね。もうちょとメリハリをつけて、スキマをつくったような、そんな感じです。フレッシュなトマトやバジルの香りにぴったりあって、至福のひととき。
この造り手はソーヴィニョンでかなり果実味寄りのワインを造る印象を受けましたが、ピノ・ビアンコのように薄いワインになりがちな品種には相性がいいと思います。
2日目
爽やか系の香りが落ち着いて、果実味とのバランスがさらに良くなってくる。酸が落ち着いたとはいえ颯爽とした酸が全体を引き締める印象は変わらず。
これはいいワインだと思います。背筋が伸びたワインという気がします。そして果実が完熟していることを感じさせますね。暖かい土地と爽やかなぶどう品種との相性がうまく合っているのではないでしょうか。軽いパスタと合わせることを考えると、非常にCPが高い1本だと思います。   


メモ

2004 COLLIO D.O.C. PINOT BIANCO LIVON
ハノイのVにて15USDで購入
アルコール度数12.5%