2001　カベルネ・ソーヴィニョン　クナワラ　ショー・リザーブ　ローズマウント・エステート

2005/8/17 初日 濃いルビー。紫や黒。香りはボンッとはじけるような甘い果実香。まさにカベルネという感じの押し出しの強いカシスやバニラの甘い香り。暖かい香りで本当にわかりやすい、開放的な香り。味わいは、しっかりした果実味に勝るほどにざっくりしたタンニンが旺盛で、いい意味でだれない構成。ジャムっぽい感じもありますが、それを酸ではなくタンニンが輪郭を作ってバランスを保っているような、そんな構成。パンに合いますね、こういう甘くてタンニンのしっかりしたワインは。ちょっと単純でたくさん飲めないタイプのワインですが、たまにはこういうのもいいかなと思わせる満足感はあります。 ２日目以降 甘さよりもおおがらのタンニンが優勢に。決してスカスカなわけではないのですが、粗い感じのする味わいです。タンニンでしょうかね、オーストラリアンな感じがするといってしまうと偏見でしょうか。細かいことにはこだわらない、包容力のある大きなおいしさを備えたワインです。

メモ 2001 CABERNET SAUVIGNON COONAWARRA SHOW RESERVE ROSEMOUNT ESTATE シンガポールの空港にて48SD（約3360円）で購入 アルコール度数１４％