2001 シャルドネ タリー・ヴィンヤード アローヨ・グランデ・ヴァレー ミューラ

2005/8/10
CHARDONNAY TALLEY VINEYARD ARROYO GRANDE VALLEY MIURA
初日
外観はそれほど濃くない黄色〜金色。香りはレモンやオレンジの香りがちょっと閉じ気味に香る。樽からくるバニラの香りとか、アイスクリームのような香り、ちょっと栗や銀杏のような香りも。
味わいはものすごい果実味の濃さ。トロピカルフルーツの水分の抜いたのを口じゅうにほおばって、ぎゅっと噛んだようなものすごさ。濃縮レモン液。プラネタのシャルドネを3倍に濃くしたような感じでしょうか。果実味の濃さになれてくると、バニラやハチミツのニュアンスを感じるようになる。
それにしてもこのワインは強烈です。こんなに果実味の濃いシャルドネは初めてかも。おいしいか?と問われるとちょっと疑問なところもありますが。
同じ地域のオー・ボン・クリマのこちらのシャルドネとの共通点も感じますが、バニラな香りと伸びやかさではオー・ボン・クリマの方が上。こちらはあまりに果実味が濃いために、アルコール間を弱く感じてしまい、結果として余韻がものたりない。まぁ、この突き抜けた濃さはひとつの体験としてはおもしろいんですがね。
2日目
酸が弱くなってコッテリしたハチミツレモンエキスに収束。濃いです。濃すぎます。これは史上初の「チェイサーが必要な白ワイン」です。酸が欲しいのはもちろんですが、もうちょっとあからさまなバニラ香があった方が楽しめるかなと思います。
倍に薄めて少し炭酸入れてもいいかも、というぐらいです。


メモ
2001 CHARDONNAY TALLEY VINEYARD ARROYO GRANDE VALLEY MIURA
ハノイのVにて58.8USDで購入
ボトルデザインがかっこいい