1999　シト・モレスコ　ガヤ

2005/6/12 １本目のキャンティよりもさらに大きなデキャンタに移されて登場。 ムラサキを帯びた濃いルビー。粘性もすごい。外観はボルドー風。香りはタバコやブルーベリー、カカオ。濃密ですばらしく気品のある香り。強固だったと思われる樽香はすっかり果実味に溶け込んでいて、香りに一体感がある。スクッと立ち上がる香り。 味わいはなめらかに口のなかに甘い果実味とタンニンが広がる。当然１本目のキャンティよりも渋みが強いですが、塗り込められたような隙のない果実味と香り高い樽香に圧倒される、そんな感じの全体像ですね。ピエモンテの底力を感じます。 うーん、いいワインですね。ワイワイとやるには贅沢すぎる感もありますが、いい流れだったと思います。われながら。

メモ 1999 SITO MORESCO LANGHE D.O.C. GAJA ハノイのIGで78USD