2002 シャルドネ パピオ

2004/6/3
CHARDONNAY PAPIO
薄いイエロー。ちょっと金色がかっていてキレイな外観。香りはフレッシュな果実香がピチピチと。ライムやグレープフルーツ、桃、シトラス。ボッテリとバタリーな白を想像していたが、全然違うベクトルで爽やかでキビキビとしたシャルドネ。
味わいは爽やかな果実味とそれを後押しする酸のバランスがよく、おいしい。余韻を含め、味わいの陰影を求めるのは酷というものですが、よくできたシャルドネです。

最近はどうか知りませんが、1000円前後の新世界のシャルドネといえば、チリのボッテリと平面的なトロピカルフルーツ&樽香のイメージが強いが、こういう酸のアクセントのある白は大歓迎。食事と楽しむにはこれくらいがちょうどいい。日本のスーパーで売っているデイリーなワインもレベルが安定してきたということでしょうか。結構いけますよ、これ。



メモ
2002 CHARDONNAY PAPIO
近所のYにて898円で購入。
人工コルクだがいかにもプラスチックではなくて、色を含めて雰囲気を天然コルクに近くしてある。