1999 クロニョーロ テヌータ・セッテ・ポンティ

2003/3/20
CROGNOLO
初日
ムラサキを帯びた濃いルビー。少しあずき色の濁った感じも。 香りはチョコっぽい甘い樽香とプルーンのような甘い黒系の果実香。わずかに感じる針葉樹っぽい(ミントっぽい)ニュアンスがいいアクセント。
味はわかりやすいモダンな甘さ全開。酸が非常に低くて飲みやすいが、ひっかかりが なさすぎる気もする。ヌメッとした感じ。メルロが効いていると思う。おいしいかどうか問われればもちろん「おいしい」としか言いようがないが、モノトーンな印象はぬぐえない。余韻が短いせいかな。
2日目
ますますフラットな味わいへ。新世界のぼちぼちのメルロって感じ。いくらなんでも酸が足りないんじゃないでしょうか。スルスルと飲めてしまうのは事実なんだけども。
非常にイジワルな言い方をするならば、「テイスティングで好印象を与えらるように造った」という感じでしょうか。。。


メモ
1999 CROGNOLO TENUTA SETTE PONTI
大阪のNで購入2280円
サンジョベーゼ90%、メルロ10%