2000 コンドリュー カンテッサンス フランソワ・ヴィラール

2003/2/12
CONDRIEU QUINTESSENCE
アンバーを帯びたオレンジ色。濃いがクリアな外観。
香りはまず紅茶。びっくりするぐらいに紅茶。それにオレンジ、アンズ、ハチミツ、カラメル。メントールっぽい爽やかな香りもあって、チャイのような印象も。素晴らしく複雑でいて、単純においしそうな香り。
味はとろりと甘く、酸とのバランスが絶妙。ベタベタしたような所がまったくなくて、おいしい味わいがものすごいスピードで口の中を飛び回る感じ。爽やかなおいしさに満たされた後、甘くて華やかな余韻が長く続く。
最上級の紅茶の甘い香りを抽出して濃縮したような不思議なワイン。 個性的だけども、奇をてらったような所がない。これは誰が飲んでもうっとりするんじゃないかな。こんなワインが世の中にはあるんだ、と思わずしみじみしてしまう。また素晴らしいワインに出会ってしまったという感じ。 これだからワインはやめられない。。。


メモ
2000 CONDRIEU QUINTESSENCE FRANCOIS VILLARD
東京のCで2000円(グラスで)
初めて飲んだコンドリューの貴腐ワイン。
ぜひワイン店で探してみたい。