2000 シャルドネ ナパ・ヴァレー ベリンジャー

2003/2/2
CHARDONNAY  BERINGER
初日
外観は照りのある黄色。温度が低いせいか、香りはあまり出てこない。 パインやバニラの香りがうっすらと。口に含むとやわらかくてふくよか な味わい。鼻に抜ける甘いバニラな香りはいつものベリンジャー節。 適度な酸があり、ほんの少しトロピカルフルーツのようなニュアンス もあって、バランスがいい。過度な甘さがなく、無理をして造りこんだ感じ がしないのは、同じ価格帯のチリのシャルドネとの違いか。でもまだ香り、 味ともに少し閉じ気味と思う。
2・3日目
ようやくまったりとしてきて、バニラ香の漂うベリンジャーのシャルドネ らしさが出てきた。これぐらい適度にこってりしている方が飲み応えが あって好き。 今飲むなら温度高めが楽しめると思う。低い温度だと、1つ下のクラスの シャルドネ(ファウンダーズ・エステート) とそんなに差を感じないかもしれない。 1、2年寝かしておけば違う楽しみ方ができそうな気がする。

ベリンジャーのこのクラスのシャルドネは過去に95、 9798と 飲んだが、かなり味わいにバラツキがあると思う。好みの順に、 95>>00>98>>97という感じ。 ちなみにアメリカの某誌のヴィンテージ・チャート(カリフォルニアのシャルドネ) はというと、95:97点、97:96点、98:85点、00:89点。 うーむ、結構「なるほど」かもしれない。97をもっと寝かせてから飲めば この評価通りだったのかも。



メモ
2000 CHARDONNAY NAPA VALLEY BERINGER
大阪のNで購入1600円