1999 ガニメット シュペートブルグンダー リンゲンフェルダー

2002/12/15
GANYMED SPATBURGUNDER
はじめてのドイツの赤。シュペートブルグンダーとはピノ・ノアールのこと。
色の濃さにまず驚く。小豆色っぽいルビー。やや濁った感じがするのは店に持ち込んだ せいかもしれないが、それでもこれは濃い。寒い地域で作られたとはとても思えない。
香りは梅やチェリーのこじんまりした香りで、シノン?ってな感じ。アルコール13.5%と ラベルにはあるが、揮発感はそれほど感じない。
味わいはやわらかいアタックとほのかな甘み。いやみがなくスルスル飲める。ちょっと 粉っぽいタンニンを余韻に感じる。
うーん、かなり意表をつかれるワインであることは確かだが、もうちょっと果実の甘さが あれば、という感じ。大勢であっという間に飲んでしまったが、じっくりと時間 をかけて向き合えばいろいろ楽しめそうな気もする。


メモ
1999 GANYMED SPATBURGUNDER PINOT NOIR
WEINGUT LINGENFELDER
大阪某所にて。