1998 ピノ・グリ グラン・クリュ フルシュテンタム ドメーヌ・ポール・ブランク

2002/9/10
PINOT GLIS GRAND CRU "FURSTENTUM"
初日
薄い黄色。さらっとしている。はじめは大人しいラムネのような香り。ちょっとまわすとすぐにゲヴュルツ のような派手な花の香り。ライチっぽさ。すりおろしりんご。 味はちょっとスパイシーな感じがアクセントにあって、すぐに強い甘さ。余韻も長い。ゲヴュルツっぽい まとわりつくような甘い余韻。小さい頃に飲んだオレンジ色の風邪薬(飲み薬)みたいな余韻。 酸が少ないので何杯も飲むにはちょっとつらい感じ。何かに似ていると思えば、これはモスカート・ダスティ。 濃縮して酸をとばした。
飲む前に冷凍庫でキンキンに冷やして、大勢でちょっとずつ食前酒。そんな使い方以外、このワイン、使えないかも。 食事に合わせるのは無理。
2日目
やわらかい香りに落ち着く。ほんの少しライチの香り。味は相変わらずで、余韻までたっぷりと甘い。 ソーダで割ったらモスカート・ダスティでしょ、これは。温度が上がってきて飲みにくくなったので、 氷を入れてしまった。。。
3日目
瓶ごと冷凍庫に入れてカチカチにした後、冷蔵庫へ戻してフローズンなピノグリに挑戦。 で、これがうまい!これまで感じなかったピノグリらしい心地よい苦みとシトラス。それらが絶妙に甘みを支えて、 まるで別のワイン。
人間いろいろやってみるもんです。


メモ
1998 PINOT GLIS GRAND CRU "FURSTENTUM" DOMAINE PAUL BLANCK
愛知のTで購入1990円