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1997 キャンティ・クラシコ サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ |
2002/8/19![]() 初日 ちょっと濁っていて濃い。かなりムラサキが入っている。かなり熟成が進んでいる感じ。 ルビー色だが赤より青に近い。 低い温度からいきなり立ち上がる香り。プラムとかカシスとか。サンジョベーゼらしく なく、太い香りの立ち方。鼻の手前にボワッとくる感じ。南国系。シラーっぽい「あつい」 感じがする。味はやはりキャンティで心地よいタンニン。ブルーベリーヨーグルトのような ニュアンス。余韻はきれいで、鼻に抜けるスミレっぽさといい、これはキャンティそのもの。 おいしい。酸が少なく、ちょっと緩い感じもするが、これはヴィンテージの特徴かも。 2日目 わかっていても本当に濃い。キャンティらしからぬ青さ。余韻の軽やかさが後退してブルー ベリー感満開。味わいの立体感に欠ける感じ。天気が良すぎてぶどうが焼けてしまっている 感じがする。 3日目 低温からの香りの飛距離は相変わらず。香りはまだまだ楽しめるが、さすがに3日目ともなる とおいしい果実味が落ちてきて平面的な渋い味わいに。余韻にココアのようなほろ苦いニュア ンスが出てきた。 色の濁りからしても、やはりこれは焼けたぶどうから出来たワインという感じがする。 香りはまずまずなだけに、他のヴィンテージも試してみたい。 |
メモ 1997 CHIANTI CLASSICO SAN GIUSTO A RENTENNANO いただきもの |