1995 チェッパレッロ イゾーレ・エ・オレーナ

2001/1/2
CEPPARELLO
濃い黒みを帯びたルビー。ふちの方はムラサキ。輝きはない。若いボルドーっぽいかな。 樽香が強い。針葉樹系というか鉱物的(兄)というか。確かに石を直接なめたような。 まわすと慎ましく熟したイチゴの香りがしてくる。口あたりはソフトでなめらかだが、 余韻は幅の広いタンニンが支配する。のどへのギュイ感はないが、口のなかへの広がり方は ちょうどクルミを食べた後のよう。飲み頃はまだまだ先。5年後とか。でもこのワインを 寝かせておいて、どのように良くなっていくのか想像できない。そもそもの果実味(抽出) と樽のマッチングがいまいちのような気もするが、ルイ・ジャドのような長期熟成型の (いい意味での)クラシカルな作りなのかもしれない。


メモ
1995 CEPPARELLO ISOLE E OLENA
兄よりゴチワイン。